コンサルティングを受ける立場になってみる。

こんばんは。
平阪@オフィスです。

先週末に今期の中では第2弾繁忙期を終え、少し会社の落ち着きを取り戻してきました。
繁忙期中はなかなかコンテンツの更新ができていませんでしたが、また再開していきたいと思います。

今日は自分がコンサルティングを受ける立場になることの重要性についてです。

私はコンサルティング会社を経営していますので、日々色々な会社に対してコンサルティングサービスを提供しているのですが、年に1回ある時期だけはコンサルティングを受ける立場にもなっています。
中小企業診断士の資格を取得されたばかりの方を中心にいくつかチームを作ってもらい、弊社を舞台にコンサルティングをしてもらっています。
私はコンサルティングを受ける立場の社長としてヒアリングを受けたり、経営アドバイスを受けたりしています。

実はこうした経験は回りまわってコンサルタントとしてのレベルアップにとても役立っています。
ヒアリングされる立場になって見えてくるヒアリングスキルのポイント、提案される立場になって初めてわかる提案スキルのポイントなどなど、色々なことをされてみて「そんな風に聞かれたら答えにくいな」とか「そんな提案の仕方をすると受け入れにくいな」とか。
何をすると役に立つと思ってもらえ、何をするとダメだなと思われるのか、そうした気づきをたくさん得ることができます。

ひとつ具体的な話を出しますと、その会社の強みを聞くときストレートに「強みって何ですか?」って聞くことが多いと思いますが、この聞き方、聞かれるほうからするとけっこう答えにくいんですよね。。。。
あと「競合他社との差別化って何ですか?」も同じ。
考えて答えようとするのですが、考えて出てくる答えって、実はそんなに大した話じゃないことが多いです。
そのため「強み」や「差別化」を聞きたい場合は、もっと話の流れの中から引き出すような形でヒアリングをしていかないと本質が見えないことが多いです。

こうしたことって、自分が実際にされてみないとわからないことって多いですし、逆にされてみると嫌というほど感じることが多いです。

中小企業診断士としてコンサルティングスキルを伸ばしたいと思うなら、一度自分がコンサルティングをされる立場になってみることをお勧めいたします。
やり方は簡単。中小企業診断士の仲間うちで、それぞれご自身の今後1年間の事業計画について相談する形をとれば誰でもできますよ。

コンサルティングを受けるようになって今年で4年目。
実は今がちょうどその時期。
今年も新たな気づきと新しい会社の方向性が見えてくればいいなと思っています。

それでは。

 
 

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