NO.２７組織人事・資金繰りの診断助言：実務従事実習４日目

2020年2月度　実務従事に参加しています、吉田です。
今回は、第四回ミーティングのレポートをさせていただきます。

前回各自の役割を決め提案の方向性までを確認していたので、今回は提案の原案を持ち込みました。
人事、マーケティング、財務の３テーマに分けて提案をすることになったので、テーマ別に、それぞれが調査したことや検討したこと、現状持っている仮説などをぶつけ、提案すべき内容を議論しました。

まず人事では、人材の育成や営業体制の強化等が課題であるため、どうすれば既存のスタッフのスタンスやスキルを高められるか、が議論されました。
既存スタッフによる通常運営が強化されれば、営業を強化する人員的・時間的余裕も生まれるので、他の課題の解決にもつながります。
組織成立の３要素を高めるために、どのような手段を取るべきか、コミュニケーションの方法や評価方法等についても議論されました。

マーケティングでは、苦戦している施設の集客改善策がメインテーマです。
好調な施設と不調な施設では、一部営業内容が異なり、競合に対する優位性に差があることが見えてきました。
営業内容は変更することが難しいため、定められた条件下でいかに競合優位性を築けるか、がポイントとなりそうです。

また財務面では、苦戦している施設が原因となり収益を悪化させているものの、業界平均よりも高い費用科目もあるため、削減の余地がないか検討されました。
削減対象になりそうな費用に関して、詳細の明細をご提供いただき、要因分析をしました。
明らかな無駄があるわけではないものの、営業方法の改善、長期的な社内の人材育成や人材の定着を図ることで削減できる部分もありそうです。

次回は今回の議論をふまえて、各自が提案資料を作成して持ち込み、クライアントへのプレゼン準備を行います。
提案検討のためのミーティングは次がラストなので、しっかり良いものを仕上げたいと思います。