NO.27組織人事・資金繰りの診断助言:実務従事実習1日目

2020年2月度実務従事に参加しています、吉田です。

第一回ミーティングが2月4日に行われましたのでレポートさせていただきます。
2月度案件の参加者は4名、うち1名が遠方からのウェブ参加です。

診断士登録のための実務従事の方、更新のための実務従事の方の混合チームです。
金融、IT、医療…予想通り、様々なバックグラウンドを持ったメンバーで構成されています。
通常企業内の活動では、これほど異業種の方と仕事をする機会はあまりないので、非常に学びの多い経験になりそうです。

第一回ミーティングアジェンダは、自己紹介、案件概要の共有、事業者紹介、今回のテーマに関する講義、ヒアリングの事前打ち合わせです。
今回の案件のテーマは大きく2つあり、「組織人事について」「資金繰りについて」です。
どちらも経営の根幹の部分ですので、非常に取り組みがいのあるテーマだと感じます。
同時に、クライアントへの事前訪問が1度、かつ3週間にアウトプット、という短期のプロジェクトで、どこまで価値のあるものを生み出せるか、診断士としての知識や、各人の持つ経験を存分に活用できるかが試されます。

今回は4人チームなので、各テーマを2人で担当することにし、ヒアリング内容のすり合わせを行いました。
ほんの1時間前に初めて顔を合わせたメンバーと、馴染みのない業界に関して手探りで議論を進めていく…とても新鮮な経験です。
就職活動中のグループディスカッションさながら、ぎこちなく始まった議論ですが、収益構造、競合優位性、サービスの質、施設の認可要件…それぞれ異なる視点がでてきて面白いです。
しかし、クライアントの事前情報も限られ、かつ業界の基本情報すら持っていない状態で議論を深めることに難しさを感じました。
クライアントからしたら、全く見当違いの話をしている可能性もあります。
これが、多岐にわたる業界に携わる診断士の仕事の難易度の高い部分であり、実務を行っていくためには、常に幅広い知識を吸収していかねばならないと痛感しました。
クライアント訪問までに業界に関して調べることを確認し、ミーティングは終了しました。

次回はクライアント訪問。実際に先方の社長様から色々なお話をお聞きできるのが楽しみです。

 
 

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