NO.33 マーケティング支援:実務従事実習2日目

山下です。
第2回目の実務従事についてレポートいたします。

前回第1回目終了後、メンバーの一人から「ヒアリング後の第3回目が、方向性やその後の作業分担を決める等ボリュームが大きい位置付けになるので、時間延長を視野に入れてはどうか」と提案がありました。
メンバー全員快諾でやる気が漲っています。
良い提案ができそうです。
ヒアリング項目のまとめも前日までに完了し当日に臨みました。

【第2回目カリキュラム】
事業者向けヒアリングの実施

ヒアリングは事業者訪問にて行いました。
訪問先は本店のショールームです。住宅街の一角にもかかわらず前面ガラス張りのおしゃれな店舗にはキッチン用品が所狭しと並べられていました。
調理器具の試用もできる店舗は、取扱商品に対するこだわりが非常に感じられます。
ご年配と聞いていた社長はパワー溢れる印象で、実年齢とのギャップがありすぎて驚愕しました。
ご自身の事業を本当に好きで楽しんで経営されているからこそのパワーであると思います。

さて、ヒアリング開始です。
まずはアイスブレイク的に会社の沿革についてお話しいただきました。
実父が創業した会社を32歳で承継し、様々な苦労と工夫をされて現在に至る状況を伺いました。
その中でも、今回売上向上を目指したいオリジナル商品については、「すべてのことに理由がある」をおっしゃられるとおり、使い手のことを深く考えた商品開発を行っていることがよくわかりました。

料理をしないメンバー全員が、社長の調理器具に関する様々な問いかけに答えあぐねていると、実演を交えて商品の特徴やその使い方を説明され、自社商品に対する愛情の深さを感じずにはいられませんでした。(そんな社長も料理はカレーを作るくらいとのことでそれもビックリでしたが…)
商品価格について、市場のものより高価な設定であるように感じると伝えたところ、社長は「そんなことはない!!」と本当に良いものを適正価格で販売していると自負されている様子でした。
そのあたりを市場にしっかりと伝えていくことが本件の課題であるかもしれません。

前回の懸念通り、実演も含め社長の想いをお話しいただくことに時間を要し、予定していたヒアリング項目すべて回答いただくことはかないませんでいたが、どのような課題があるかは見えた気がします。
予定の時間をかなりオーバーしてしまったにもかかわらず、お気遣いをいただきながら気持ちよく思いをストレートにお話しいただいた社長には感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。

次回第3回目は、ヒアリング事項取りまとめ、方向性の検討、役割分担などを進めていきます。
社長の想いに応えるべく、良い提案を目指します。

 
 

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