NO.9 経営革新計画の策定支援:実務従事実習3日目

皆さま、こんにちは。実務従事参加者の長岡です。

前回までは、革新的なITサービスを広めるべく積極的な活動をしている中小企業の経営革新計画の支援を行うため、チーム内でヒアリングの打ち合わせをした後、2日目では新事業を担当する社員様へヒアリングを行いました。
その結果、新規事業に対する理解を深めることができました。

そして、今回の3日目は満を持して社長へのヒアリングとなります。

 

社長ヒアリング前の準備

社長へのヒアリング事項に関しては、2日目の社員様へのヒアリング後に、事務所に戻って打ち合わせをしていました。ただ、経営革新計画を作成する上で、今後実施する施策とスケジュール(WBS)を記載する必要があります。(別表2:実施計画と実績)

この部分は口頭だけでは数も多く、コミュニケーションがうまく取れないため、別途私が社長へのヒアリング用フォーマットを準備するというタスクがありました。

3日目の社長ヒアリングは、2日目の社員様ヒアリングの翌日に実施されるということもあり、社長ヒアリング前に喫茶店に駆け込み、急いでノートにペンを走らせ、手書きで何とかヒアリング用フォーマットを完成させ、社長ヒアリングへと臨みました。

 

実習3日目:既存事業を中心に社長へヒアリング

今回は、支援先のビジネスパートナーであるスーパーのお店の会議室をお借りして、社長へヒアリングを行いました。集合場所でふとスーパーの入り口を見ると、担当インストラクターの先生が、エプロンを着て社長と一緒にスーパーでチラシ配りをしていたのには驚かされました(笑)

スーパーの会議室をお借りして、30分という短い時間の間に社長へのヒアリングを行いました。冒頭では、経営革新計画の概要やメリットをご説明し、既存事業を中心としたヒアリングへと入っていきます。

既存事業の売上の源泉や、新規事業とのバランスの考え方、そして新規事業への想いをお伺いすることができました。
また、事前に準備した今後の施策の見通しの紙も機能して、社長には実施する想定のスケジュールについて、横棒(実施期間)を書いていただきました。
施策の内容もそれほど社長との認識相違はなく、スムーズに意見交換ができました。
このコミュニケーション方法は、前回の新規事業を担当されている方へのヒアリングが無ければ準備ができませんでした。
①担当者→②社長というヒアリング方法は有効に機能することがわかりました。

 

事務所に帰って資料作成に向けて作戦会議

パワーあふれる社長へのヒアリングが終わった後は、事務所に戻って、どのように資料を作成していくか作戦会議を行いました。

まずは、社長へのプレゼンまでのスケジュールを改めて確認し、経営革新計画で必要とされる成果物の全量を洗い出します。それをホワイトボードで一覧化した後、立候補制で担当割りを行いました。

次回(4日目)の打ち合わせでは、それぞれ担当している領域のドラフト版を持ち寄り、お互いにレビューを行う予定です。
個人的には、経営革新計画の他に、社長が苦心されているマーケティングに関する提案もしたいと考えていますが、そこまで手が回るかどうか。。

引き続き頑張っていきたいと思います。

経営革新計画
経営革新計画を取得して稼ぐ力を磨き上げる。
 
 

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