中小企業診断士の横のつながりの重要性

こんにちは。
CFJ 平阪@新宿です。

今日は週に何日かやっている公的機関での仕事の日でした。
公的機関の仕事では、窓口相談に応じたり、企業を訪問したり、年間100社くらいの会社様の相談を行っています。
一方で、私の仕事はコーディネーターという役割も担っているため、すべての相談に私が対応するのではなく、内容によっては専門家を派遣することも行っています。
事業者の業務内容や課題に応じて中小企業診断士をはじめとする専門家を派遣していますので、私の仕事においてはいろんな専門家とのつながりが重要になってきます。

ちなみに、こうした専門家派遣というのはどのような流れで行われているかご存知でしょうか。
公的機関の専門家派遣の仕組みとは・・・

場所によっていろいろなパターンがありますが、多くは派遣をする際の担当者の個人的なつながりでお願いをすることが多いです。
派遣をするということは、自分が仲介役として企業と専門家をマッチングさせなければいけませんので、そのマッチングの成否はすべて担当者の手腕にかかってきます。となると、万が一、マッチングがうまくいかずに失敗してしまうと、担当者が事業者様に対してフォローをしなければいけないため、本当に安心してお願いできる人にしか、専門派遣の依頼を出すことはできません。ですので、個人的なつながりで、人となりが分かっている人に依頼をすることが多いです。

人間の心理としてよくわからない人を紹介するというのは怖くてできないですよね…
それと同じです。
ですから、一度お願いしていい感じで支援をしてくれた専門家は、またお願いしようと思うことも多く、一度、担当者とつながってしまえば、そこからは比較的仕事のお願いが来やすくなります。

どうしても自分の人脈の中にお願いできそうな人がいなければ、知り合いに聞いて専門家を紹介してもらったりしています。

独立し始めたばかりの診断士にとっては、公的機関の仕事は大事な収入源になります。そのためには、将来独立を考えている人にとっては、独立前からコーディネート業務をしている人とのつながりを作り、自分の専門性をアピールしておくことが大きな営業活動にもつながります。
コーディネート業務をしている診断士は数が多いわけではありませんが、今は様々な公的機関において中小企業予算が多数計上されていて、少し前に比べれば出会いやすい時代になっていますし、専門家派遣の仕事に従事するチャンスも広がっています。

実は私自身も実務従事サービスを始めた1つの理由として、横のつながりを作って仕事をお願いできる診断士と出会いたいという目的がありました。
実際に、実務従事に参加いただいた方で、その後独立したタイミングで公的機関の仕事をお願いしたり、弊社の仕事をお願いしたりできる人も出てきました。

仕事を依頼する側も依頼される側も、やはりお互いの人となりを知るというのはとても大事なことです。
将来独立するしないは置いておいて、中小企業診断士の資格を生かしたい!という方は、こうした横のつながりも重要視していただければと思います。

皆様は、来年どのようなつながりを作っていきたいですか??

 
 

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